インターネットやSNSを中心に話題を集めている「CBD」は、リラックス効果をもたらす成分として、健康・美容分野においても注目を受けています。
そんな中、CBDと似た成分である「CBN」や「CBG」も、近年注目が集まってきていることをご存じでしょうか?
今回は、薬剤師である私が「CBDとCBN・CBGの違い」について詳しく解説したいと思います。
記事の後半では、「CBD・CBN・CBDはどれがおすすめなのか」も解説しているので、是非最後までご覧ください。
CBD・CBN・CBGとは?

ここでは、「CBD」・「CBN」・「CBG」について簡単に説明したいと思います。
まずCBDとは、大麻草に含まれるカンナビノイドという成分の1つで、日本国内でも美容や健康製品などに含まれることで販売が行われています。
CBDは、過去の研究から安全性が高いことが分かっており、日本でも合法的に利用することができます。
次にCBNとは、CBDと同じく大麻草に含まれるカンナビノイドの1つで、摂取することで弱い精神活性作用を感じることがあります。
CBNは、同じく大麻草に含まれる「THC」という成分が分解されることで形成されると考えられています。
最後にCBGとは、CBDやCBNと同じく大麻草に含まれるカンナビノイドの1つです。
CBGは、全てのカンナビノイド成分の元なることから「mother of Cannabinoid(母なるカンナビノイド)」とも呼ばれています。
CBDとCBNの違いとは?
結論から言うと、CBDとCBNは「安全性・違法性」や「期待されている効果」・「体内での働き方」に違いがあります。
特に、CBDとCBNは期待されている効果に正反対のものがあるため、注意する必要があります。
ここでは、「CBDとCBNの違い」を安全性や違法性・期待されている効果などの観点から詳しく解説したいと思います。
確認されている安全性や副作用

CBDとCBNは、確認されている安全性や副作用が大きく異なります。
CBDは過去の臨床試験から人体に対しても安全性が高く、目立った副作用も無いことが分かっています。
2011年の研究でも、高用量のCBD(1,500mg/日)を慢性的に摂取したとしても、人体に対して悪影響を及ぼさなかったという報告があります。
そのため、CBDは国際機関であるWHO(世界保健機関)にも、その安全性が認められています。
一方、CBNは過去に行われた研究の数が少ないため、CBDと違い安全性や副作用が完全には明らかになっていません。
可能性は低いですが、CBNを過剰に摂取したりすることで、CBDでは起こらないような副作用が起こることも考えられます。
安全性を重要視している方は、CBD製品の記載してある成分表示を確認することで、CBNが含まれてないかチェックすることをおすすめします。
違法性
結論から言うと、CBDとCBNにはどちらも違法性が無く、日本でも合法的に利用することができます。
ただ、CBNはCBDと違い、違法成分の「THC」と分子構造が似ているため、多量に摂取した場合は薬物検査で陽性になる可能性があります。
実際2020年の論文でも、高濃度のCBNが薬物検査において陽性反応を示す可能性があるという報告があります。
また、この論文ではCBNはTHCと相加関係であり、薬物検査においてTHCの反応を増加させやすくすることも示唆されています。
薬物検査で陽性反応がでた場合でも、逮捕される可能性は低いですが、高濃度のCBNを摂取する際は、睡眠前や外出しない日などに利用することをおすすめします。
テルペンとの相乗効果

テルペンとは、様々な植物に含まれる「芳香成分」のことで、大麻草にも200種類以上含まれていることが分かっています。
テルペンは、CBDやCBNと一緒に摂取することで、「相乗効果(アントラージュ効果)」を生み出すと考えられています。
そして、「CBD」と「CBN」を比べた場合には、CBNの方がテルペンとより強い「相乗効果(アントラージュ効果)」を生み出すと考えられています。
実際に2019年のイスラエルの論文でも、CBDに比べて、CBNの方がテルペンとの相関関係が高かったことが示唆されています。
現在利用しているCBD製品に満足できていない方は、CBNを含んだCBD製品の利用を検討してみるのもいいかもしれません。
人体に作用するメカニズム
CBDとCBNでは、人体に作用するメカニズムが異なることが分かっています。
CBNは、人体に存在するカンナビノイド受容体に直接的に作用し、人体に対して様々な効果を発揮します。
この受容体には身体の幅広い機能や作用の調節を行う働きがあり、「CB1」と「CB2」の2種類があります。
一方、CBDはCBNと違いCB1・CB2に対する親和性が低いため、直接ではなく間接的に作用します。
そのため、人によってはCBNに比べて、CBDは体感を得づらい場合があるとも言われています。
ただ、CBDは、
- TRPV1
- セロトニン受容体
- GPR55
- PPAR
といった受容体に対して作用することも分かっており、CBNには無いような効果があるとも言われています。
期待されている効果

CBDとCBNは、抗炎症作用や抗菌作用など似た効果が多く期待されていますが、実はいくつか異なる効果が期待されています。
まずは、食欲に対する効果の違いですが、CBDとCBNは正反対の効果を示すことが明らかになっています。
2021年のラットにCBDとCBNを投与した研究では、CBDでは摂食行動が大幅に減少し、CBNでは摂食行動が大幅に増加したという報告があります。
また、眼圧に対する効果においても、CBDとCBNは正反対の効果を示すことが示唆されています。
実際に2006年の論文では、CBDを投与された被験者に一時的な眼圧の上昇が見られ、2022年の論文ではCBNがラットの眼圧を下げたという報告があります。
このように、CBDとCBNには正反対の効果が期待されているものもあるため、利用する際は期待されている効果を理解した上で利用することをおすすめします。
【まとめ】CBDとCBNの違い
CBD | CBN | |
安全性や副作用 | 安全性が高く、目立った副作用がない | 安全性や副作用が完全には明らかになっていない |
違法性 | 違法性は無い | 違法性は無いが、検査で陽性になる可能性がある |
テルペンとの相乗効果 | 弱い | 強い |
人体に作用するメカニズム | CB1・CB2に間接的に作用 | CB1・CB2に直接的に作用 |
期待されている効果(①食欲②眼圧に関して) | ①食欲を減少させる②眼圧を上昇させる | ①食欲を増加させる②眼圧を低下させる |
CBDとCBGの違い
CBGもCBDと同じく大麻成分の1つですが、具体的にはどういった違いがあるのでしょうか?
結論から言うと、CBDとCBGは「安全性」や「体内での働き方」・「期待されている効果」に違いがあります。
ここでは、CBDとCBGの違いについて解説するので、気になった方は是非チェックしてみてください。
確認されている安全性や副作用
上記でも説明したように、CBDは過去の研究から安全性が高く、目立った副作用も無いことが分かっています。
一方、CBDに比べて、CBGは臨床試験が行われていないため、安全性や副作用に関するエビデンスが完全には明らかになっていません。
このCBGの安全性や副作用が明らかになっていない原因としては、大麻草から抽出できるCBGの量がCBDに比べ圧倒的に少ないことが関係しています。
CBDは、大麻草に約20%近く含まれていますが、CBGは1%未満しか含まれていません。
そのため、CBGを生産するコストが高くなってしまい、CBDのように臨床試験を行うことができず安全性や副作用に関するデータは多くないと考えられます。
人体に作用するメカニズム

CBGとCBDは、化学組成は似ていますが分子構造が異なるため、人体に作用するメカニズムが異なります。
上記でも説明したように、CBDはカンナビノイド受容体に間接的に作用すると考えられています。
一方、CBGはCBNと同様に、この受容体に直接的に作用することで人体に対して様々な効果を発揮すると言われています。
CBGは、期待できる効果がCBDに似ているのですが、体内での作用のメカニズムはむしろTHCに近いです。
しかし、CBGはCBD同様に、THCのような活性物質は含みません。
CBGはCBDよりも、効率よく効果が発揮できるうえに精神活性作用が無いため、幅広い利用価値がある成分と期待されているのです。
CBG単体で摂取するよりも、CBDなど他の大麻成分と合わせて摂取した方がより効果的に作用するとして推奨されています。
期待されている効果
CBDとCBGでは人体に作用するメカニズムに違いがあることを説明しましたが、生体に与える効果にも違う部分があります。
まず、CBDとCBGは吐き気や悪心(「吐きたい」という不快な感覚)に対する効果が異なると言われています。
2011年の研究では、CBDがラットの嘔吐や悪心を抑制したのに対して、CBGは促進したという報告があります。
次に、食欲に対する効果の違いですが、CBDとCBGは正反対の効果を示すことが明らかになっています。
実際に2012年の研究では、CBDが食物摂取量を大幅に減少させ、2016年の研究では、CBGが動物の通常の食物摂取量の2倍以上に増加させたことが示唆されています。
このように、CBDとCBGは人体に与える効果が異なるため、摂取する際は明確な目的を持って利用することが大切です。
【まとめ】CBDとCBGの違い
CBD | CBG | |
安全性や副作用 | 安全性が高く、目立った副作用がない | 安全性や副作用が完全には明らかになっていない |
人体に作用するメカニズム | CB1・CB2に間接的に作用 | CB1・CB2に直接的に作用 |
期待されている効果(①吐き気・悪心②食欲に関して) | ①吐き気・悪心を抑制する②食欲を減少させる | ①吐き気・悪心を促進する②食欲を増加させる |
CBNとCBGの違い
ここまで、「CBDとCBN」・「CBDとCBG」の違いをご説明してきましたが、「CBNとCBG」にはどういった違いがあるのでしょうか?
ここでは、「CBNとCBG」の違いを簡単にご説明したいと思いますので、気になった方はぜひ最後までご覧ください。
確認されている安全性や副作用
上記では、CBNとCBGはCBDのように安全性や副作用が完全には明らかになっていないことを説明しました。
しかし、実を言うと過去には「CBN」と「CBG」の安全性を示唆する研究がいくつか行われています。
ここでは、「CBN」と「CBG」の安全性に関する研究の進捗度はどれくらい違うのかということを説明したいと思います。
まず、「CBN」の安全性に関する研究は現段階で動物実験レベルで行われており、実験動物に対する安全性を示唆しています。
次に、「CBG」の安全性に関する研究はアンケート調査によって行われており、人体に対する安全性を示唆しています。
このように、どちらもCBDのように安全性や副作用が完全には明らかになっていませんが、ある程度安全性を示唆する研究が行われています。
人体に作用するメカニズム

上記でも説明したように、「CBN」と「CBG」はCB1・CB2受容体に直接的に作用することが分かっています。
一見CB1・CB2受容体に対して、同じように作用するように見えますが、実はCB1受容体の働きに対する作用が異なると言われています。
具体的には、CBNはCB1受容体の働きを部分的に活性化することができますが、CBGは活性化することができないと言われています。
ちなみに、このCB1受容体の働きに対する作用の違いが、それぞれの成分の精神活性作用の有無に関係していると考えられています。
期待されている効果
CBNとCBGは、抗炎症作用や鎮痛作用などの類似した効果が期待されていますが、いくつか異なる効果が期待されています。
具体的には、CBNには「骨の成長を促進する効果」が期待されていますが、CBGにはそういった効果は期待されていません。
また、CBGには「膀胱収縮を軽減する効果」が期待されていますが、CBNにはそういった効果は期待されていません。
類似した効果が期待されている「CBN」と「CBG」ですが、これらのことからいくつか異なる効果が期待されていることがお分かりいただけたと思います。
【まとめ】CBNとCBGの違い
CBN | CBG | |
安全性や副作用 | 動物実験で安全性が示唆されている | アンケート調査で安全性が示唆されている |
人体に作用するメカニズム | CB1の働きを部分的に活性化する | CB1の働きを活性化しない |
期待されている効果 | 「骨の成長を促進する効果」が期待されている | 「膀胱収縮を軽減する効果」が期待されている |
CBD・CBN・CBGはどれがおすすめ?

ここまでの説明から、CBDとCBN・CBGの違いについてお分かりいただけたと思います。
では、結局どの成分を利用するのがいいのでしょうか?
ここでは、安全性や期待されている効果などの観点からおすすめの成分を紹介したいと思います。
安全性を重要視している方はCBD
CBDはCBNやCBGと違い、過去に臨床試験が多く行われてることから、安全性が高く目立った副作用が無いことが分かっています。
そのため、安全性を重要視している方はCBD成分のみを利用することをおすすめします。
CBDのみを含んでいるCBD製品は「アイソレート」と記載されて販売されているので、気になった方は是非チェックしてみてください。
ちなみに、アイソレートは「WADA(世界アンチドーピング機構)」にも使用が認められています。
WADAとは、世界各国における公正なドーピング防止活動の促進とドーピングの根絶を目的とした国際機関のことです。
ただ、最近ではCBNやCBGなどの成分を含んだCBD製品も多く販売されているので、購入する際は記載されている成分表示をよく確かめましょう。
CBDに無い効果を求めている方はCBN・CBG

上記でも説明したように、CBNとCBGには、CBDに無い「食欲増進作用」などの効果が期待されています。
あなたがCBDに無い効果を求めているなら、「CBN」や「CBG」を利用することをおすすめします。
ただし、現状ではCBNやCBGが単品で含まれた製品はほとんど販売されておらず、多くの製品はCBDも一緒に含まれています。
そのため、CBNやCBGの効果を求めている方は、CBDよりもCBNやCBGが多く含まれたCBD製品を利用することがおすすめです。
CBNやCBGを含んでいるCBD製品は「ブロードスペクトラム」と記載されて販売されているので、気になった方は是非チェックしてみてください。
また、ブロードスペクトラムは複数の成分を含んでいるため、「相乗効果(アントラージュ効果)」を期待することもできます。
「CBDに無い効果を求めている方」や「より強い効果を感じたい方」は、試しにCBNやCBGを多く含んだブロードスペクトラムを利用してみましょう。
品質の高いCBD製品を見分ける方法
ここまでの説明から、CBD・CBN・CBGを含んでいるCBD製品には、「アイソレート」と「ブロードスペクトラム」の2種類があることがお分かりいただけたと思います。
ここでは、品質の高いCBD製品を見分ける方法を2つご紹介したいと思います。
ヘンプの栽培方法を確認する

CBDやCBN・CBGの原材料の「ヘンプ(大麻草)」の中には、土壌に存在する化学肥料や農薬を吸収し蓄積しているものもあります。
そういったヘンプから抽出されたCBDやCBN・CBGなどを含んだ製品を利用することで、化学肥料や農薬による悪影響を受けることも考えられます。
品質の高いCBD製品を見分けるには、CBD製品に使われているヘンプがオーガニック栽培であるか確認することが重要です。
近年、オーガニック栽培のヘンプ(大麻草)を100%使用している製品も販売されているので、購入する際は詳細を確認してみましょう。
CBDの抽出方法を確認する
品質の高いCBD製品を見分けるためには、購入する製品で利用された抽出方法を確認することも重要です。
CBDの抽出方法には、
- 二酸化炭素(CO2)抽出法
- アルコール抽出
- キャリアオイル抽出
- リックシンプソンオイル(RSO)
などがあり、異なった薬剤を使用することで、大麻草からCBDやCBN・CBGを抽出します。
リックシンプソンオイルやアルコール抽出は、抽出するためのコストが低いですが、薬剤が製品内に残留する可能性があるので安全性は高くありません。
そのため、品質の高いCBD製品を使用したい方は、キャリアオイル抽出もしくは、二酸化炭素抽出法を利用した製品の購入をおすすめします。
ただ、製造元によっては、利用している抽出方法を公開していない場合もあるので、品質が気になる方は購入をやめるか、製造元に問い合わせてみてもいいかもしれません。
CBD薬剤師の質問コーナー
CBDとCBNはどっちがいい?
結論から言うと、CBNよりも、CBDの方がおすすめです。
上記でも説明したように、CBNと違い、CBDは安全性が高いことが分かっており、違法性が一切ありません。
大麻由来の成分を安心安全に利用したい方は、CBDを利用しましょう。
CBDとCBNは同じ効果がありますか?
CBNとCBDは、「痛み」に対して効果があるとも言われています。
2019年の研究では、筋筋膜性疼痛のマウスに「CBN(1mg/ml)」 または「CBD(5mg/ml)」を投与し、有用性が評価されました。
筋筋膜性疼痛とは、ストレスや寒冷刺激などによって、筋肉や関節に「痛み」や「しびれ」などの症状が起こる疾患のことです。
研究の結果、CBNとCBDは、どちらも単体で「感作(普段より痛みを強く感じる状態である)」を軽減したことが報告されました。
また、単体の投与に比べ、CBNとCBDを同時に投与した場合は、「感作」を軽減した期間がより長かったことが分かりました。
この研究は、動物実験レベルですが、CBNとCBDの痛みに対する有用性を示しており、今後の研究に期待が高まります。
CBGには抗菌作用がありますか?
CBGには、過去の研究から「抗菌作用」があるとも言われています。
マクマスター大学の研究では、MRSA(ブドウ球菌の一種)に感染したマウスにCBGを投与し、有用性を評価しました。
MRSAとは、抗生物質などに耐性のある細菌のことで、「化膿」や「肺炎」などの症状を引き起こすと考えられてます。
研究の結果、CBGは抗生物質に耐性のある細胞を破壊することで、MRSAの働きを阻害したことが明らかになりました。
さらに、2020年のアメリカの研究では、CBGが口内の細菌増殖を大幅に抑制したという報告があります。
これらの研究は、CBGの細菌に対する高い有用性を示唆しており、今後の研究に期待が高まります。
CBGに神経保護作用があるって本当?
CBGには、神経保護作用があるとされており、神経変性疾患に対しても治療効果が期待されています。
神経変性疾患とは、チック症やハンチントン病などの付随運動(意志と関係なく体が動くこと)や運動異常を伴う疾患のことです。
2015年の研究では、ハンチントン病のマウスにCBGを投与し、有用性を評価する実験が行われました。
その結果、CBGは神経保護作用によって、ハンチントン病のマウスの「運動異常」を改善したことが報告されました。
さらに、CBGは神経変性の原因となる神経炎症や酸化ストレスから細胞を保護することが示唆されました。
これらの研究は、動物実験レベルですが、CBGの神経変性疾患の治療薬としての可能性を示唆しており、今後に注目が高まります。
CBNは睡眠に対して効果が期待できますか?
CBNには、「入眠改善」や「睡眠の質をアップ」させる効果があると言われています。
2021年の研究では、不眠症患者60名に対してCBN製品の利用前後にアンケートを行い、CBNの睡眠障害に対する有用性が調査されました。
この研究では、睡眠障害を「入眠困難」・「睡眠維持困難」・「早朝覚醒」・「非回復的睡眠」の4つのカテゴリーに分類することで調査を行いました。
その結果、CBN製品を利用した不眠症患者は、利用前に比べ、睡眠障害の発生率が平均73%程度も改善されたことが分かりました。
また、60人中13人に、
- 翌朝のふらつき感
- 鮮明な夢を見る
- 落ち着きのなさ
などの副作用がみられましたが、全員が容量を調整することで解消されました。この研究は、CBNが睡眠障害の新たな治療手段になる可能性を示唆しており、今後の更なる研究に期待が高まります。
参考文献
- Safety and side effects of cannabidiol, a Cannabis sativa constituent
- Cannabinol (CBN) Cross-Reacts with Two Urine Immunoassays Designed to Detect Tetrahydrocannabinol (THC) Metabolite
- Terpenoids and Phytocannabinoids Co-Produced in Cannabis Sativa Strains Show Specific Interaction for Cell Cytotoxic Activity
- Cannabinol and cannabidiol exert opposing effects on rat feeding patterns
- Cannabinol modulates neuroprotection and intraocular pressure: A potential multi-target therapeutic intervention for glaucoma
- Interaction between non-psychotropic cannabinoids in marihuana: effect of cannabigerol (CBG) on the anti-nausea or anti-emetic effects of cannabidiol (CBD) in rats and shrews
- Cannabinol and cannabidiol exert opposing effects on rat feeding patterns
- Cannabinoids-Promising Antimicrobial Drugs or Intoxicants with Benefits?
- Comparison of Efficacy of Cannabinoids versus Commercial Oral Care Products in Reducing Bacterial Content from Dental Plaque: A Preliminary Observation
- Cannabidiol, cannabinol and their combinations act as peripheral analgesics in a rat model of myofascial pain
- Use of a water-soluble form of cannabinol for the treatment of sleeplessness
Neuroprotective properties of cannabigerol in Huntington’s disease: studies in R6/2 mice and 3-nitropropionate-lesioned mice
