安いCBD製品は大丈夫?安全かつ、安くCBD製品を購入する方法と共に薬剤師が徹底解説

近年、大麻由来の成分である「CBD」はオイルやサプリメント・ベイプなど、様々な製品として販売されています。

そんな「CBD」ですが、皆さんの中には、

  • コストを抑えるため、安く買いたい   
  • 安いCBD製品が安全なのか心配
  • CBDを安く購入する方法を知りたい

と考える人は多いのではないでしょうか?

本記事では、薬剤師である私が「安いCBD製品は大丈夫なのか」ということや、「安全かつ、安くCBD製品を購入する方法」をご紹介したいと思います。

また、現在X(旧Twitter)Instagramにて、CBDを含む大麻成分に関する情報をエビデンスを基に発信しているので、気になった方は是非チェックしてみてください!

この記事でわかること安いCBD製品は大丈夫なのか
安全かつ、安くCBD製品を購入する方法
CBD製品のおすすめの選び方

そもそもCBDとは?

CBDとは、大麻草に含まれる100種類以上ある「カンナビノイド成分」の1つです。

ここでは「CBDがどういった成分なのか」ということを解説したいと思うので、是非チェックしてみてください。

CBDは安全性が高い成分である

CBDと医者

皆さんの中に、「CBDは安全性は大丈夫なの?」と考えている方はいませんか?

結論から言うと、CBDには重篤な副作用や依存性が無く、安全性が高い成分であると考えられています。

実際に過去に行われた研究でも、CBDを摂取した場合に、人体に対して悪影響が見られなかったことが報告されています。

また、国際的な機関の「WHO(世界保健機関)」も、「CBD 事前審査報告書」にて、CBDには依存性がないということを明記しています。

このように、安全性の高い「CBD」ですが、多量に摂った場合には、「眠気」などの副作用を感じる場合があるため、摂取する量には注意が必要です。

CBDは日本でも合法的に使用できる

大麻草から抽出される「CBD」ですが、大麻草のような違法性が無いことも明らかになっています。

そのため、日本でCBD製品を利用・購入したとしても違法になることはありません

皆さんが大麻と聞いてイメージする「違法性」があるのは「CBD」ではなく、「THC」という成分です。

CBDと違い、「THC」は摂取すると「精神的依存」を引き起こすと考えられており、日本では法律によって危険成分として扱われています。

THCの効果を詳しく知りたい方はこちら

安いCBD製品を購入・利用しても大丈夫?

皆さんの中に、「できるだけ安く、CBD製品を利用したい!」と考えている方はいらっしゃいませんか?

確かに、一般的なCBD製品は安いものでも数千円、高いものだと数万円といった価格で販売されているため、気軽に購入することは難しいと思います。

しかし、結論から言うと、値段が安すぎるCBD製品を購入・利用することはおすすめできません

ここでは、値段が安すぎるCBD製品を購入・利用することがおすすめできない理由を3つご紹介したいと思います。

健康被害を引き起こす可能性があるから

体に異変を感じている女性

値段が安すぎるCBD製品をおすすめできない1つ目の理由は、「健康被害を引き起こす可能性があるから」です。

CBD製品の値段には、CBD製品の品質を担保し、安全に利用できるようにするために必要な費用が含まれています。

これには、主に「第三者機関による成分分析」や「原料の品質検査」などに関する費用が含まれています。

値段が安すぎる製品は、これらの検査が行われていない可能性があり、「THC」などの危険物質や品質が低いCBD成分が含まれていることが考えられます。

こういった危険物質などを含むCBD製品を利用してしまうと、「吐き気」や「めまい」などの健康被害が引き起こされる可能性があるため、購入・利用することはあまりおすすめできません

十分な効果が実感できない可能性があるから

値段が安すぎるCBD製品をおすすめできない2つ目の理由は、「十分な効果が実感できない可能性があるから」です。

実を言うと、CBDの十分な効果を得るためには、一定量以上のCBDを摂取する必要があります。

しかし、CBD製品の値段を決める大きな要素として、「CBDの含有量」が関係しているため、CBDの含有量が多い製品は値段が高く、含有量が少ない製品は値段が低くなっています

そのため、値段が低すぎるCBD製品を利用した場合、殆どCBD成分を摂取することができず、十分な効果が実感できない可能性が考えられます

実際に、市販の値段が安すぎるCBD製品の中には、「CBD配合」と記載されているのにも関わらず、CBD成分が殆ど含まれていないものも販売されてます。

CBD製品を選ぶ際は、CBDの含有量をしっかりとチェックした上で、購入することをおすすめします。

表記通りのCBDが含まれていない可能性があるから

CBDオイルと研究員

値段が安すぎるCBD製品をおすすめできない3つ目の理由は、「表記通りのCBDが含まれていない可能性があるから」です。

前提として、表記通りのCBDが含まれていないCBD製品は、「第三者機関による成分分析」が行われていないことが考えられます。

上記でも説明したように、値段が安すぎるCBD製品は「第三者機関による成分分析」が行われていない可能性があるため、表記通りのCBDが含まれていない可能性が高いです。

実際に、過去にオランダで行われた調査では、表記通りのCBD成分が16品中9商品に含まれていなかったことも報告されています。

さらに、日本でも、実際の「10分の1程度のCBD」しか含まれていないCBDベイプが販売されていたことが分かっています。

CBD製品を購入する場合は、安すぎる製品の購入を避け、第三者期間による成分分析が行われていることを確認しましょう

CBD製品を安全かつ、安く購入する方法は?

上記では、値段が安すぎるCBD製品を購入・利用することがおすすめできない理由を説明しましたが、実際にCBD製品を安全かつ、安く購入する方法はあるのでしょうか?

ここでは、CBD製品を安全かつ、安く購入する方法を2つご紹介したいと思うので、是非チェックしてみてください。

アイソレートを購入する

CBDCBDアイソレート

アイソレートとは、大麻草からCBDだけを抽出し、その他の大麻成分が含まれていない純粋なCBD製品です。

上記でも説明したように、CBDは、WHO(世界保健機構)によって安全性が高い成分であるため、CBDだけを含む「アイソレート」も安全性が非常に高いです。

ちなみに、アイソレート製品以外の製品には、「ブロードスペクトラム(合法)」と「フルスペクトラム(違法)」の2種類があります。

また、アイソレートは、基本的にブロードスペクトラムの「約2〜3分の1」と安い値段で購入することができます。

これらのことから、CBD製品を安全かつ、安く購入したいと考えている方は、アイソレートを利用することをおすすめします。

CBDアイソレートについて詳しく知りたい方はこちら

CBDブランドのECサイトから購入する

CBD製品を安全かつ、安く購入するには、CBDブランドのECサイトを利用して購入することもおすすめです。

まず、CBDブランドのECサイトでは、定期的にタイムセールスやクーポンの配布などがあることが多いため、Amazonなどの大手ECモールで同じ製品を購入するよりも安く購入できます。

次に、CBDブランドのECサイトで販売されているCBD製品は、SNSやフリマで販売されているものと違い、「第三者機関による成分分析」や「原料の品質検査」が行われている可能性が高いです。

実際に、薬剤師の私が商品化したCBD製品「ちるねる(オリーブオイルver.)」も、ECサイトからであれば、Amazonよりも安く購入でき、「第三者機関による成分分析」や「原料の品質検査」も行っております

下記で、「ちるねる」をご紹介しているので、気になった方は是非チェックしてみてください。

皆さんの中に、「安すぎるCBD製品の購入・利用はよくないことが分かったけど、正しい選び方が分からない…」といった方はいらっしゃいませんか?

ここでは、CBD製品のおすすめの選び方を3つご紹介したいと思います。

目的に合わせて選ぶ

ニキビを持つ女性

CBDは以下のように、たくさんの種類の製品が販売されていますが、十分な効果を得るには目的に合ったCBD製品を選ぶことが重要となります。

  • CBDオイル
  • CBDカプセル
  • CBDグミ
  • CBDベイプ
  • CBDクリーム・バーム など

例えば、肌に対してCBDを利用したいと考えている方は、CBDを含有するクリームやバームを利用することがおすすめです。

一方、リラクゼーション効果を得たいと考えている方は、CBDサプリメントやオイルを利用してみることをおすすめします。

特に、CBDサプリメントはオイルなどと比べ、摂取量をコントロールしやすいというメリットがあるのでおすすめです。

続けやすい価格帯で選ぶ

実は、CBDの効果を体感するまでの期間は人によって違うため、摂取したからといって即効で効果が現れるわけではありません

個人差はありますが、期待する効果を感じられるようになるまで、数日〜数週間継続して利用する必要があります。

CBDは継続して利用することが重要なので、高額すぎる製品を1回だけ購入しても、継続して利用できなければ意味がありません。

CBD製品を選ぶときは、自身が無理なく、長く継続して購入できるかという観点から、価格帯を確認して選ぶことも重要です。

ただ、上記でも説明したように、値段が低すぎるCBD製品はCBDの含有量が低い可能性があるため、あまり値段が低すぎるものもあまりおすすめできません。

信頼できるブランドを選ぶ

CBD製品を選ぶ際は、安全性の観点から、信頼できるブランドを選択することも重要です。

ここでいう、信頼できるブランドとは、薬剤師や医師といった専門家が監修しているブランドのことを指します。

このような信頼できるブランドは、上記で説明した「第三者機関による成分分析」や「原料の品質検査」を行っている可能性が非常に高いです。

また、安すぎるCBD製品を売っていることもなく、

  • 健康被害を引き起こす
  • 十分な効果が実感できない
  • 表記通りのCBDが含まれていない

といった可能性が非常に低いと考えられます。

CBD製品を購入する際は、是非参考にしてみてください!

CBDサプリメント「ちるねる」

ここまでは、「安いCBD製品は大丈夫なのか」ということや、「安全かつ、安くCBD製品を購入する方法」をご紹介しました。

CBD製品を安く、利用・購入したい場合は、安すぎるCBD製品を選ぶのではなく、アイソレートを購入したり・CBDブランドのECサイトから購入すべきであることがお分かり頂けたと思います

ここでは、薬剤師が監修しているCBDサプリメント「ちるねる」をご紹介します。

国内最大レベルのCBD100mgを配合

CBDサプリメント「ちるねる」は、国内最大レベルの「CBD100mg」配合を実現しています。

他のCBDブランドのサプリメントは、「10mg」や「25mg」配合の商品が多く、多くても「50mg」しか配合されていません。

「ちるねる」は、「今までCBDの効果を実感できなかった方に、CBDの効果を体感してほしい」という想いから、「CBD100mg」という高用量を配合しています。

「低用量のCBD商品では感じることができないリフレッシュタイム」を、是非「ちるねる」で味わってみてください。

圧倒的なコストパフォーマンス

上記でも説明したように、CBDは「摂取してすぐに強い効果を感じられる」といった成分ではありません

数日〜数週間、継続して摂取して頂くことで、少しずつ効果を体感できるようになる成分だと考えております。

「ちるねる」は、他のCBDブランドの製品と比較しても、「CBD1mg当たりの価格」はかなりお安くなっており、圧倒的なコストパフォーマンスをほこっているため、長期的に利用しやすくなっております

是非一度、効果を実感して頂き、継続してより強い体感を味わって頂けますと幸いです。

また、現在、「ちるねる(オリーブオイルver.)」のお得な定期便も行っているので、是非チェックしてみてください!

日本臨床カンナビノイド学会所属の薬剤師が監修

「ちるねる」は、お子さまでも使って頂けるように、安心安全にこだわったCBDサプリメントとなっております。

実際に、薬剤師である私が、製造工場に足を運んで製造工程を厳しく確認しております。

そのため、安全性・品質には非常に自信があるCBD製品となっています。

また、CBD以外の安全性が定かではない成分も一切含まれていないため、安全にCBD製品を使いたいという方におすすめとなっています。

お客様の声

PCAT(カンナビノイド医療医療患者会)とは

おうめ薬局と薬剤師・荒川快生はCBD100mgカプセルの提供等を通じてPCAT(カンナビノイド医療患者会)の活動を応援しています。

CBD薬剤師の質問コーナー

CBD製品が安くなるって本当?

現在、日本では「部位規制」と呼ばれる基準が採用されていて、成熟した大麻の「茎と種子のみ」をCBDの原料として使用できます。

この基準では、CBDを限定された部位からしか抽出できないため、日本のCBD製品は値段が高い傾向があります。

しかし、昨年改正大麻取締法が交付され、大麻の規制基準を「成分規制」に変更することとなりました。

「成分規制」とは、CBD製品をTHCの含有量によって規制する基準のことです。

この基準により、日本でも「全ての部位から抽出が行われたCBD」を利用できます。

上記のことから、日本でも「CBDの流通量」が増加し、CBD製品の値段が下がることが期待できます。

授乳中だけど、CBDクリームを利用しても大丈夫?

結論から言うと、授乳中のCBDクリームの利用は、基本的におすすめできません

安全性の高い「CBD」ですが、母子に対してどのような悪影響を与えるかエビデンスがないため、授乳中にCBDクリームを利用することは基本的におすすめできません

実際に、「アメリカ食品医薬品局(FDA)」も、いかなる形であっても妊娠中や授乳中におけるCBDの使用を避けることを推奨しています。

また、動物実験かつ、CBDオイルではありますが、妊娠中や授乳中に投与されたCBDオイルにより、子供の雄ラットの精子数と精巣機能が低下したことも報告されています。

​そもそもどんなに安全性の高い医薬品であっても、妊娠中・授乳中における服用のリスクは低くないため、一般的に服用推奨されません

このように、授乳中のCBDクリームの利用は基本NGですので、もし授乳中にCBDクリームを利用してしまった場合は、次回からの利用は避けるようにしましょう。

参考文献

>おうめ薬局は、あなたのかかりつけ薬局です!

おうめ薬局は、あなたのかかりつけ薬局です!

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